診療内容
- 一般小児診療
・感染対策:感染症の流行状況により発熱患者様の動線分離などの対応を行います。
・発熱者対応:自治体との協定に基づきかかりつけ以外の患者様でも対応いたします。
- 小児呼吸器疾患
- アレルギー疾患
・気管支喘息
・アレルギー性鼻炎
・アトピー性皮膚炎など - 小児感染症疾患
- 予防接種
小児かかりつけ医登録
- かかりつけ機能を有する医療機関を検索できます。
- 急な病気の際の診療や、慢性疾患の指導管理を行い必要に応じて専門医療機関への紹介も行います。
- 発達段階に応じた助言・指導等を行います。また健康相談に応じます。
- 発達が心配なお子さんの診察及び相談を受け、必要に応じて専門機関へ紹介します。
- 育児不安を抱えたご家族のご相談にも適時対応します。
- 予防接種の接種状況を確認し接種の時期についての指導を行います。
- 電話等による問い合わせに常時対応しています。
上記の趣旨をご理解頂けましたら同意書にご署名を頂き「小児かかりつけ医登録」をさせて頂きます。
小児科専門医が豊富な知識と経験をもとに
「的確な診断」「細やかな治療」を提供します!
お子さんたちの病気は、新生児〜乳児〜幼児〜学童期と年齢に応じてその特徴が変化します。その診断と治療には豊富な知識と経験が必要となります。
長年にわたり小児救急医療、新生児医療、特に呼吸器疾患、アレルギー疾患の診療に従事し数多くの患者さんたちと向き合ってきました。この経験を生かして子どもたちの「もっと元気のお手伝い」をしていきます。また「かかりつけ登録」を行うことでよりきめ細かい成長発達のフォローや緊急時の電話対応なども行っております。
なお、当院ではこども達にとって不要な検査をできるだけ減らすよう心がけています。「ウイルス検査」や「アレルギー検査」、「血液型検査」などもお子さん達の状況に応じて保護者の方とも必要性について相談しながら行っています。
「気管支ぜんそく」や「長引く咳」といった
「小児呼吸器疾患」は是非ご相談ください!
「日本小児呼吸器学会」に所属し、日々新しい医療情報をクリニックでの診療に活かしています。お子さんたちが日常遭遇する「かぜ」はもちろん「なかなか咳が止まらない!」といった相談や受診が大変多く、その原因診断や治療をご家族への十分な説明とともに行なっています。
その中でも「気管支ぜんそく」は慢性疾患であり的確な診断と長期的な治療計画が重要となります。定期的に重症度やコントロール状態の評価しながら、患者さん本人とご家族にも協力して頂き治療計画を立てていきます。
スギ花粉・ダニが原因のアレルギー性鼻炎には
舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)
- アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)は、アレルギー疾患の病因アレルゲンを少量で継続的に投与していくことにより、引き起こされる症状を緩和する治療法で、一般的な対症療法と異なりアレルギー疾患の自然経過を改善させることが可能な治療法です。
- 年齢「6歳以上」でアレルギー性鼻炎の原因が「ダニ」や「スギ花粉」の患者さんには『舌下免疫療法』のメリットとデメリットを説明させていただきます。
- 詳細はスタッフまでお問い合わせください!
食物アレルギーは最小限の除去を!
「アレルギー検査」と「経口負荷試験」
乳児・幼児早期の食物アレルギーの主な原因である鶏卵、乳製品、小麦は、その後 加齢とともに耐性を獲得するといわれています。またアレルギー検査(特異的IgE抗体)が陽性であり感作が示唆されても食物アレルギーとしての症状がなければ必ずしも除去を必要としません。
これらを理解していただいた上で、症状やアレルギー検査、経口負荷試験の結果をもとに食物アレルギーの診断を行い「必要最小限の食物除去」を行っていきます。
「乳児湿疹・アトピー性皮膚炎」は
適切な「スキンケア」から!
乳児期の皮膚トラブルは小児科でも一番多い相談の一つです。「乳児湿疹・アトピー性皮膚炎」や「皮膚の乾燥」は適切な治療やスキンケアをすることで「食物アレルギー」の予防にもつながると考えられています。
保湿剤や軟膏の塗り方は、適切な指導のもとで行うことによりより効果を発揮します。当院の看護スタッフが丁寧に指導させて頂きますのでご相談ください。
予防接種はお子さんと家族の未来を守ります。
忘れずに接種しましょう!
予防接種で防ぐことができる病気は、できるだけ積極的に防ぐべきだと考えています。子どものうちの病気を防ぐだけではなく、将来の健康を守ったり家族を守るためのワクチンでもあります。
効率的に予防接種を受けるために、複数のワクチンを同時に注射する「同時接種」が一般的です。同時接種をしても副作用のリスクが特に増えるわけではありませんので安心してお受けください。
(同時接種が心配な方は1種類ずつ接種することもできますのでご相談ください。)
アレルギー検査について
アレルギー検査はアレルギーの診断に重要ですが、年齢や状況をみて、お子さんの負担にならない様必要最小限の検査で診断ならびに治療計画を立てています。
【乳児の一例】
- 8ヶ月:離乳食で湿疹が出現
- 一旦除去し10ヶ月頃「経口負荷試験」
- 摂取できれば徐々に除去解除
- 症状を繰り返せば「アレルギー検査」 ・・・など
血液型検査について
- 血液型の判定は1歳未満では判定する「抗原や抗体が十分でない」ためきちんと判定できない可能性があります。このため検査結果が確定する3歳以降での検査をおすすめしています。
- また「血液型検査」の必要性は医学的にはほとんどないため、もし調べたい方はお子さんの負担にならないよう「アレルギー検査などの採血と同時」に行うことをおすすめしています。
- 検査費用は自費となります。
(血液型検査のみの場合:1000円)
(診断書等必要な場合:別途費用かかります)